私の周りの方々が自分だけの色を探そうと、以前からあれこれ試している姿をずっと見てきました。しかし時が経って感じたのは、それはただ試みであるだけ、ほとんどが自分自身の感性で作品を作れていなかったんです。私はただそれぞれが持っている‘本来のもの’を見失わない音楽をしたらいいのではないかと思います。もしかするとそういう理由で私は純粋な感性が感じられる音楽を好きなのかもしれません。

こんにちは。現在ボーカルとして活動中のSebitです。

それほどありふれた名前ではなく、両親がつけてくれたので私の本名が特別だと感じられます。音楽という芸術に初めて足を踏み入れた時は、芸名で短い間活動をしていましたが今は‘私の名前を掲げて音楽をする’というマインドで私の名前にある程度の自負心をもって活動しています。

幼い頃から音楽をとりわけ好きだったのですが、それが現在まで続いているということを考えると‘友達’のような存在だと言えますね。スランプに陥って、少しの間遠ざかっても、結局慰められたくて聞くのは音楽ですから、私にとってとてもありがたい存在でもあります。

現実的に可能かは分かりませんが、私が前から考えてきた音楽は思ったよりかなり地味です。ただ音楽自体を理由もなく好きな人になることがひとつの理想的な姿でしたが、今は何かに導かれて音楽をするというよりは本当にやりたくて、やる音楽をしたいです。

私の周りの方々が自分だけの色を探そうと、以前からあれこれ試している姿をずっと見てきました。しかし時が経って感じたのは、それはただ試みであるだけ、ほとんどが自分自身の感性で作品を作れていなかったんです。私はただそれぞれが持っている‘本来のもの’を見失わない音楽をしたらいいのではないかと思います。もしかするとそういう理由で私は純粋な感性が感じられる音楽を好きなのかもしれません。

ほとんど同じ感じなのですが、気に入ったビートを選んで、テーマを決めたら、メロディーを練って、最後に歌詞を書きます。私の場合は主に明け方に作業をします。明け方という単語自体が落ち着いた感じを与えますが、絡まっていた感情を一人で静かに整理できる雰囲気があるからか、作業に集中できる環境が作られるような気がしています。

今までコラボを中心に作業をしてきましたが、私個人の曲で出したものがほとんどなかったんです。既存の曲とは違う変化を与えたくて、私なりに研究をしましたが、1人で作業だけしておいて、公開できていなかった曲が割と多いです。ですから私は今回準備しているミックステープを通じて、私の音楽の色についてもっと知ってもらいたいです。公開予定は10月くらいを予定していますが、まだ完成には程遠いです。公開されたらたくさん愛してくださると嬉しいです！

昨年の12月ごろから今年の5月までの6か月くらいでしょうか、長い音楽のスランプに陥っていました。私が選んだ道について、疑う気持ちが生まれて、ためらうようになり、音楽に対する自信も失って、うつのようになっていました。その時が私には本当に辛い時期でした。何にも触れられず、周囲の方々にも被害を与えてしまった気がして今でも申し訳なさを感じています。

まずファン・チェウォンという写真を撮っている子がいるのですが、18歳というまだ幼い年齢にもかかわらず、写真に対する情熱にあふれています。最近はSM Entertainmentのミュージックビデオの現場撮影にも行ったりと、プロフィール撮影、公演写真など活発な活動をしながら、未来のために一生懸命な子なので、大きな期待を寄せています。あとは’Lil AArd’という同い年のミュージシャンがいます。元々ラップを主にやっていたのですが、アートワーク、ミキシング、そしてビートまで手を伸ばして多方面に意欲がある子です。いつも同じ感じの曲をするのではなく、新しい雰囲気を出そうと挑戦する姿が、見ていてとても素敵です。

正直、私が追求している音楽の色が他の方々に比べて、明確ではありません。ですからいつも曲作りを始める前にたくさん悩み、一味違った変化を与えようと努力しています。そんな私の心情を知ってか、私のもとに来て、ファンであると言ってくださる方々にお会いすると本当に幸せです！私を好きでいてくださる方々に失望感を与えないミュージシャンになると言いたいです。本当にありがとうございます。